説明
製品紹介
海外で大きなコミュニティを持つ撥道(ばちどう)が開発したオリジナルの合皮「響」
皮の色は白と黒があります。天然皮のように弾きたい、普通の三味線が好き、という方は白がオススメです。ちょっと変わった三味線が好き、という方は黒がオススメです。
製品の特徴については、撥道の方からのメッセージがありますので、是非ご覧ください。
「響」について、撥道からの紹介
撥道(US)と撥道ウェアハウスだけで取り扱っている合成皮革「響」は、現在、三味線における合成皮革の中でも、高度な合成皮革と確信しております。撥道の創始者で、自身も津軽三味線のプロとして活動しているカイル アボットが、合成皮革で三味線の音を再現するべく、長年にわたり探し続けた素材です。彼自身の三味線も、この合成皮革「響」を使用して活動しております。
響には以下のような特徴があります。
豊かな音量
三味線の合成皮革は、80年代の後半ごろから、使われ始め、当初は音質も、音量も三味線の音色とは程遠いものでした。この時期の合成皮革が、不評だったため、長年にわたり、合成皮革は、演奏家や三味線を扱う小売店の間では、見向きもされずにいました。しかしながら、この「響」は、それらの固定観念を打ち破り、三味線の持つ音のシャープさや豊かな音量を再現しております。
柔らかなタッチと耐久性
「響」は強度なナイロンを編み込んだ、耐久性の優れた素材です。張り上げる際も、破けることなく、ガッチリ張り上げることができ、耐久性に優れた素材ではあります。
多くの合成皮革は特徴として、耐久性がありますが、それ故に、表面に硬さがあります。特に撥を激しく叩く津軽三味線の演奏では、表面の硬さゆえに手首への負担が大きいと言われております。しかしながら、「響」で使用されているこのナイロンは表面に柔軟さを持ち合わせており、長時間の演奏でも、手首への負担が少ないです。
音の明晰さ
優しく糸を弾けば「響」は、クリアな音色をだします。三味線の特徴であるサワリ音をバズ音と表現しますが、「響」はこのバズ音が電流のように共鳴します。津軽三味線のケースですが、試しに一の糸を叩くと、深い音色が遠くまで響きます。優しく、または激しく叩いても、「響」は明晰な音色で応えてくれます。
製品情報
皮 |
合皮 |
皮の色 |
黒 / 白 |
張替え |
撥道ウエアハウス(撥道日本支部)

張替えは皮の卸売を長年行い、響の販売も担当する「有限会社よつや商事・なかじま屋」様が実施いたします。 |
配送方法
お客様のお手元から工房への配送料はお客様がご負担ください。(元払い)
工房からお客様へのお手元への配送は工房が負担いたします。
皮が破けている場合は、そのままだと胴が歪んでしまうので、皮を胴に対して対角線上に切れ目を入れることをオススメします。(皮は剥がさなくて大丈夫です。)
お客様のお手元からの配送時は、胴と棹を外し、胴のみお送りください。
また、梱包の際は隙間ができないよう、新聞紙や緩衝材などを利用してください。
ご注文から、張り替え、お届けまで
皮張りをご注文の場合、下記の流れにて張り替えを実施いたします。
- ご希望の商品をカートに入れた後、清算方法を選択し、ご注文を完了させてください
- ご注文内容確認メールを当ショップからお送りいたします
- 確認メールに、工房住所を記載いたしますので、変更がない場合は胴をお送りください
変更がある場合は、メールにて内容をお伝えください。再度お見積もりいたします
- 張替えが終わりましたら、和楽器メディアよりご連絡いたします
- お手元に届くまで、お待ちください
お届け先についてはご注文いただいたお客様にメールにてお送りいたします。
皮張りは工房が胴を受け取ってから約1~2週間程お時間をいただきます。
期間については、製造ラインの繁忙により変動する場合がございます。
期間について確認したい場合はこちらからお問い合わせください。
注意事項
皮張りの際に、胴が割れてしまう場合がございます。(古い三味線、傷が入っている三味線など)
その際は、胴付という修理作業が必要になります。その場合は別途修理とお値段のご連絡をいたします。また、張り替える前に修理が必要と判断した場合も別途ご連絡を差し上げます。(張り替えを中断する場合は、返送料と振り込み手数料を差し引いた金額をご返金いたします)
皮の張り替えは上記をご了承の上、お申し込みください。
また、合成皮革は水分などにはある程度強いですが、熱に弱いという所があります。ですので、直射日光が当たる場所や、夏場の車内など、温度が高くなる場所での保存などはお控えいただけますよう、お願いいたします。
製品保証
皮張り |
自然故障については商品購入、到着より1ヶ月
故意・不意に関わらずの破損、汚損、水濡れ、火災、感電、災害による故障は有償修理、交換となります。 |