本日は上妻宏光さんの演奏する、超カッコ良い名曲「獅子の風」を紹介いたします。(下のサイトで試聴可能です)
その名の通り風を感じるような疾走感のあるナンバーで、疾走感の中にどこか儚いような哀愁が見える一曲です。
奏者『上妻宏光 × 藤原道山』
奏者は津軽三味線が上妻宏光さん、尺八が藤原道山さんです。お二人とも各楽器界を代表する名高い演奏家の方です!!
上妻宏光
上妻宏光さんは、日本を代表する三味線奏者の一人です。
上妻さんの奏でる音色は、津軽三味線のダイナミックさだけでなく繊細さなど、様々な色を表現し、聴く人を魅了します。三味線の演奏だけでなく、数々のコラボを実現しているレジェンドアーティストです。
日本の職人や技術を紹介するテレビ番組「和風総本家」に曲を提供したりしています。曲を聴くと、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
また、上妻さんは志村けんさんの三味線の師匠でもあります。
藤原道山
藤原道山さんは尺八界を代表する奏者の一人。
尺八の腕はもちろんのこと、日本の歴史や文化などにも深い造詣を持っていらっしゃいます。世界ふしぎ発見などに出演された際も、様々な知識に共演者の方も驚く程でした。
道山さんの奏でる尺八の音色は、非常に繊細でそれでいて大木の安定感を感じさせるような芯があります。尺八の持つ音の素晴らしさを引き出し、様々な曲の良さを聴く人の心に届けてくれます。
『獅子の風』曲調と聞きどころ
『獅子の風』の曲調は、風というだけありかなりアップテンポな曲調です。鼓やドラムによって刻まれたビートを聞いていると心が踊り出します。軽やかな風を感じさせる中にも、どっしりとした三味線や尺八の音が獅子を連想させます。
聴きどころはやはり、三味線と尺八の音色です!!
痺れるほどカッコ良い上妻さんの三味線と、心に吹き渡る道山さんの尺八は何度聞いても飽きません。特にサビや大サビの際の尺八の抜けるような高音には鳥肌が立ち、自然と涙が出そうになります。
獅子の風、三味線と尺八も素晴らしいですが鼓もとてもお気に入りです。鼓の丸く広がるような音が、和楽器と洋楽器をよくからみ合わせてくれているような感じです。全ての楽器が余すところなく輝いています。
ハイレゾ版でも楽しみめる『獅子の風』
獅子の風は「上妻宏光 Newest Best -粋 Sui-」、「伝統と革新-起-」に収録されています。伝統と革新-起-の方はハイレゾ版も配信されているので、高音質で余すところなく和楽器の音を楽しめちゃいます!!本当にオススメの一曲なので、是非聞いてみてくださいー!!
また、尺八×三味線以外の獅子の風もあり、そちらはまた別の趣があってとても素敵な曲になっています。
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