和楽器「三味線」


三味線とは

三味線(しゃみせん)は和楽器のひとつで、しなやかで迫力ある音が魅力の楽器。細棹、中棹、太棹…と種類によって大きさが異なるのも面白い楽器。

 

三味線は胴、棹を主パーツとし、胴から棹にかけて張られた3本の絃を撥(バチ)や指などで弾く事で音を奏でます。ギターのようにフレットはなく、勘所と呼ばれるポイントをうまく押さえる事で様々な音階の音を出します。

胴や棹は木材を使用し、紅木(こうき)・花梨(かりん)といったものが使用されます。皮は犬・猫の皮が使用されますが、近年では動物愛護の観点などからも合成繊維を使用しているものも多くなってきています。

また、撥は鼈甲や象牙、アクリルなどを使用していますが、こちらも動物愛護の観点などからアクリルなども増えてきています。

 

演奏ジャンルはとても多く、長唄、小唄、三曲、民謡、現代的な演奏など多岐に渡ります。テレビなどで聞く迫力ある演奏は津軽三味線系統の演奏が多いです。また、流派もジャンル同様多岐に渡り、非常に多くの方がこれまで三味線の世界を切り開いてきました。

 

演奏が若干難しいながらも、和楽器の中でも人気もあり、演奏しやすい楽器です。

 

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