三味線の糸巻きの形状まとめ!個性引き立つ糸巻きの世界!!

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まとめ
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三味線にとってとても重要なパーツ「糸巻き」。その形状は本当に多種多様です。今日はそんな糸巻きの形状についてご紹介いたします!!

 

皆さんの三味線の糸巻きの形状はどれでしょうか?そして、全種類知っている人はいるのでしょうか?

 

そもそも糸巻きって何?

アクリル素六と紅木螺旋の糸巻き

糸巻きは三味線の棹の上部に取り付けるパーツで、糸を調弦(糸の張り具合を高めたり、緩めたり)する役割を持ったパーツです。

ギターのペグのように、糸巻きを回すことで糸が締まったり緩んだりして、音程を変えることができます。

 

三味線では、棹や胴などの形が基本的に変わらないのに対し、糸巻きの素材や色、形状は多種多様で、三味線に自分らしさやオリジナリティを出せるポイントにもなっています。

 

糸巻きの形状は様々!一つずつ紹介!!

形状は様々ありますが、代表的なものとしては以下のような形状があります。

・素六
・面取(素六面取)
・宇柄
・宇柄面取
・螺旋
・桜
・星
・多角形(七角形 / 八角形)
・クリスタルカット
 

素六(すろく)

素六(すろく)は糸巻きの中では最も普及している形です。六角形で、他の糸巻きの元になる形をしています。

多くの三味線ではこの素六の糸巻きが付けられています。面の加工などをしないの状態の角形で素六と覚えると分かりやすいです。

 

シンプルながらも多くの人が愛用している形で、握りやすさは抜群です。

 

面取 / 素六面取(めんとり)

面取(めんとり)は素六の糸巻きに面取加工を施した形状です。

面取加工とは材料の辺や角を削る加工のことを指します。机などの家具で、角や辺を斜めに削り、当たりが痛くならないようになっている加工などが日常ではよく見かけるのではないかと思います。

その面取加工を素六の糸巻きに施した形状が面取糸巻きです。

 

面取加工には色々な種類があり、面取糸巻きでは銀杏面取という加工が施されていることが多いです。銀杏面取りとは下の図のように、角に対して段差を付けた上で丸みを持たせて角を削る面取です。

銀杏面取り加工

 

糸巻きを横から見ると、加工が施されていることが分かります。

横(手元側)から見た面取糸巻き

素六の加工なので、角っぽく見えますが立派に銀杏面取り加工されています。この細かな加工をする職人さんは本当にすごいと思います!!

 

素六でも握りやすいのですが、面取になると加工された部分が握りにフィットして、より握りやすくなります。

 

宇柄(うがら)

宇柄(うがら)は素六の面の部分を緩やかに窪ませたような形状の糸巻きです。素六や面取に並ぶ一般的な形状で人気があります。

 

このくぼみが作る独特の形状が素六や面取とは異なる握りやすさを生み出してくれます。

横(手元側)から見た宇柄糸巻き

 

 

宇柄面取(うがらめんとり)

宇柄面取は宇柄に面取加工を施した形状の糸巻きです。

 

一見すると溝が彫ってあるように見えますが、こちらも銀杏面取加工が施されています。この細さでしっかりと丸みを帯びた加工がされているって言うのが本当にすごいです。

 

横から見ると、面取糸巻きよりも銀杏面取り加工の形だとわかる形状になっています。

横(手元側)から見た宇柄面取糸巻き

握りやすさは宇柄同様ですが、銀杏面取りに加工による溝がフィットしてくれるので、一層の滑りにくさがあります。

 

見た目も宇柄と比べてシャープに引き締まったような印象です。

宇柄面取(左)と宇柄(右)の比較

 

螺旋(らせん)

螺旋はその名前の通り、素六を螺旋状に削った形状の糸巻きです。

 

螺旋の形状が生み出すシャープさと、他の形状にはないインパクトある見た目を持っています。木材を使った螺旋の糸巻きもありますが、透明のアクリルに染色したカラーの螺旋糸巻きは人気のある糸巻きです。

インパクト抜群の螺旋糸巻き

 

また、見た目だけでなく、この螺旋形状は素六や宇柄に劣らない持ちやすさがあります。見た目のインパクトだけでなく実用性も兼ね備えています。

 

桜は桜の花びらを模した形状に加工した糸巻きです。

可愛らしさ、美しさがとても目を引く糸巻きです。透明アクリルをピンクに染色した桜の糸巻きは桜の花びらそのものです。

桜の花びらのようなピンクに染色したアクリル糸巻き

 

パープルハートという木材を使った、国際的三味線コミュニティ「撥道」のオリジナル三味線SAKURAに取り付けたらピッタリなのでは?な糸巻きです。

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星型の糸巻き。

え、こんな形もあるの!?という形状の糸巻きです。

 

この糸巻きを使っている人と出会えたら幸運が訪れるかもしれない、という感じにはレア度の高い糸巻きです。

可愛らしさもあり、螺旋と違ったインパクトのあり、誰とも被らないような糸巻きが欲しい!!という方は星型もありかもしれません!!

 

多角形(七角形・八角形)

六角形、ではなく七角形、八角形といった形の糸巻きもあるんです。

 

素六のようにシンプルな形状がいいんだけど、ちょっとオシャレしてみたい、いつもとは違うように着飾ってみたい、といったちょっとだけお洒落したい、なんて人にオススメの形状です。

 

さりげなく自分だけのお洒落、なんて素敵だな〜と思います!!

 

クリスタルカット

こちらは東京和楽器さん考案の新しい糸巻きの形状です。ダイヤモンドなどの宝石をイメージして、角を削り出した形状の糸巻き。

 

光の反射などで美しく見えるように計算された角度でカットされており、その乱反射はとても美しいものです。

写真はイメージです、という言葉がありますが、それとは逆に写真の通りです、といっても過言ではない美しさがあります。

 

乱反射する角度を映したクリスタルカット

回転するクリスタルカットの糸巻き

 

この形状を考案して、作ってしまえる東京和楽器さんの技術力が凄いですね…!!

 

クリスタルカットは削られているのが角だけなので、シンプルにかつ美しさが演出できる糸巻きです!!透明アクリルに染色したクリスタルカットだと、また違う美しさがあり、さらに自分だけの三味線を演出できます。

 

糸巻きの形状による音の違いはあるの?

ここまで色々な糸巻きを紹介しました!!

紹介を見る中で「付け替えてみたい!けど、糸巻きの形状を変えて音が変わったらどうしよう…」といった不安を持った方もいらっしゃるかと思います

厳密に機械で計測すれば微妙な違いはあると思いますが、糸巻きの形状による音のほぼないと言っていいです。

ヒビが入っている、割れてしまっている糸巻きだとビビリ音などが出る可能性はありますが、壊れていない糸巻きであればその音の違いは、一般的に聞いていて聞き分けられるレベルのものではないので、好きな形状を付けて大丈夫です!!

 

どの糸巻きも個性的で魅力的!あなたに合った糸巻きで楽しい三味線ライフを過ごしましょう!!

今回紹介した糸巻き以外にも、歴史を遡ればもっと様々な糸巻きがあると思います。どの糸巻きも個性的でとても魅力的です!!また、職人さんの細かな仕事、素晴らしい技術が詰まっているなと思います。

 

糸巻きは1つの三味線に1セット、というわけではないので、もし気になった糸巻きがあったら付け替えてみる、というのもいいと思います。

 

気に入った形や素材、色の糸巻きをつけるだけでも、ワクワクしますし、練習しよう、演奏したい、といった気持ちがいつもより出てきます!ちょっとした気分転換にもなるので、ぜひ三味線をコーディネートして、楽しい三味線ライフを過ごしてみてはいかがでしょうか!!

 

和楽器メディアでは、糸巻きの購入、取り替えも承っています!!

和楽器メディアが運営する「和楽器メディアオンラインショップ」では、糸巻きの購入、取り替えも承っております!!

 

糸巻きは東京和楽器製、とりつけも東京和楽器の職人さんが一つずつ丁寧に行ってくださっています。お値段も国内製品としてはかなりリーズナブルな価格になっていますので、ご購入の際は是非和楽器メディアオンラインショップもご検討ください!!

 

 

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