『Bachido 撥道』とは
撥道は、津軽三味線 新田流二代目「新田昌弘」さんとKyle Abbott(カイルアボット)さんが立ち上げた国際的な津軽三味線のコミュニティです。
撥道は三味線のワークショップや合宿、演奏会から三味線開発まで様々なことを行なっています。
撥道ウエアハウスは撥道の日本向けの情報発信拠点です。撥道で開発する三味線の販売や皮張りなどを行なっています。
『カイル・アボット』さんとの交流!!
カイルさんはGW中に青森で開催された津軽三味線の全国大会や、北海道での撥道の三味線キャンプ(三味線のワークショップ)などで日本を訪れていました。
この日はお時間を作っていただき、カイルさんにお会いすることができました!!撥道の話から三味線の話までたくさんのことを話し交流を深めることができました!!
海を超えた国でも三味線や和太鼓などの和楽器が広まっていて人気があることなど、リアルなお話を聴くことができて面白かったです。
『カイル・アボット』さんお手製三味線
カイルさんはご自身で三味線を作られるのですが、今回はカイルさんの最新作の三味線を実際に見せていただきました。こちらです!!
見た目、質感、綺麗さと完成度がとても高く驚きました!!せっかくなので詳細な写真と共に紹介いたします。
天神の曲線や棹の磨きなども全てご自身で行っているそうです。東さわりもご自身で入れられたとのこと!!
手書きの胴かけのファンキーさがすごいです。日本ではない発想に驚きです。
こちらも手作り、面白い音緒。しっかりと胴にフィットしています。
螺鈿の埋め込まれた棹!!螺鈿を仕込んだ尺八はまれに見ますが、三味線の棹に螺鈿、しかもこんなに綺麗に埋め込むなんてすごいです。
皮は撥道のオリジナル合皮『響』
どこを見ても丁寧な仕事ぶりに感心しました!!第1作目から失敗を積み重ねて今のクオリティとのことです。やはり継続は大切ですね!!
カイルさんに聞いた「Bachido 撥道のこれから」
色々と話をしているとあっという間に時間が経ってしまいました。
カイルさんに撥道のこれからを聞いてみたところ「もっと日本での知名度を高めて行きたい!!」とのことでした。
これまでの三味線キャンプだけでなく、様々な方向性のイベントに取り組んでいきたいともお話していました。和楽器メディアとしてもこれまでの経験を活かしてWebサイトだけでなく、リアルな部分でも撥道のお手伝いをしていければと思います。
これからの撥道の活動に一層の期待が高まりますね!!
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