尺八を始めよう!!尺八を始めるのに必要なものって?

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初心者
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「尺八を始めてみたい」となっても、何を買ったら良いのか、独学で学べるのか、などどうしたら良いのか分からないことが多かったりします。

今回は実際に尺八をやっている和楽器メディアの中の人がまとめた尺八を始めるためのまとめです!!

これが全てではありませんが、尺八を始めるにあたって必要なことは一通り書いてあります。

 

尺八って何?

尺八は日本古来の和楽器で、前に4つ後ろに1つの穴があいた管楽器です。リードやマウスピースをはめないエアリード楽器の仲間に分類されます。

主な素材は竹で「一尺八寸」という長さから「尺八」と呼ばれています。一尺八寸以外の長さもありますが、総称して尺八と呼ばれています。

 

また、尺八は竹以外の様々な素材のものがあります。気になる方はこちらの記事をご覧ください。

尺八は材質や種類が色々?色々な尺八をまとめてみました。
和楽器の中でも様々な素材を使用して作ることが可能な笛。 今回は色々な『尺八』に...

 

尺八の魅力

尺八の魅力は『音の豊かさ、柔らかさ』にあります。

 

5つしか穴のない楽器ということで音の幅が少ないと思われがちですが、他の管楽器同様様々な音を出すことができます。

その音色は空間を膨らますような柔らかさがあります。この柔らかさは他の楽器にはない独特の雰囲気があります。また、上手な人になると柔らかさの中に芯のある音があり、身体に響くような音色を奏でます。

 

古典的な曲から現代曲まで幅広く対応できるのも尺八の魅力です。

 

尺八って始めるのは難しい?

尺八は正確な音が出るようになるまで少し練習が必要です。とはいえ、他の楽器でも練習は必要でとても難しいという訳ではありません。

この難しさも尺八の魅力の一つで、凝り性の人などは尺八にハマりやすいです。

 

尺八の流派

尺八は『琴古流』と『都山流』という大きな流派があります。

楽譜が書き方が異なったり、楽器の細かな部分に違いはありますが、吹き方に大きな違いがあるわけではありません。

他にも根笹流という流派であったり、民謡を専門に吹く方もいます。

 

尺八を始めるのにそろえるもの

尺八は他の和楽器に比べ、始めるにあたって揃えるものが少ないのが特徴です。簡単にいえば尺八本体のみあれば始められますが、以下のものを揃えると間違いないでしょう。

  • 尺八本体
  • 歌口キャップ
  • つゆきり
  • 尺八入れ
  • 教則本

尺八本体

まず準備するのは尺八本体です。

竹の尺八がメインですが、竹の尺八だと安くて5~6万円、吹けるものだと10万円前後の値段です。

尺八の工房だと5~6万円のものは少なく、オークションなどが主になります。しかし、オークションでは外れの尺八が多い為、あまりオススメはしません。

可能なら尺八の工房に出向き、直接買うことをオススメします。

 

しかし、竹の尺八は「まずやってみよう」という場合には手を出しづらい為、プラスティックの尺八もオススメです。

プラスティックの尺八だと『尺八 悠』がオススメです。プラスティックながら良い尺八を金型にし、一本ずつ職人が製管している為、音の鳴りがかなり良いです。

 

プラスティックの尺八から初めて、慣れてきた・ハマったら竹の尺八を買うという方も大勢います。

 

唄口キャップ

歌口キャップは尺八の命でもある歌口(吹き口)を保護する為のカバーです。はめることで歌口をしっかりと守ってくれます。

大きさは色々ありますが、だいたい1,000円くらいで購入することができます。尺八の口径に合わせたサイズがある為、購入の際はサイズをしっかり測ってから購入してください。

尺八 歌口キャップ | 尺八・篠笛・能管の販売 

 

フリーサイズのものもあったりします。

 

つゆきり

つゆきりは尺八を演奏していると発生する管内の露(結露して発生した水滴)を拭き取る道具です。

 

つゆきりを通して水分を拭き取ります。

つゆきりも1,000円前後で購入することができます。また、つゆきりはそれなりの重さのビーズと糸、布があれば作ることも可能です。(写真のつゆきりは手ぬぐいの布、ヘンプ、小さめのとんぼ玉で作成しています)

 

尺八用つゆきり 標準用 | 尺八・篠笛・能管の販売 
尺八の尺八用つゆきりです。尺八内部にたまる露のふき取り布。おもりはステンレス製。※プリントされている虚無僧の色は在庫状況により画像とは異なります。

 

尺八入れ

尺八を入れる為のケースで、写真のような布製のソフトケースやハードケースなどがあります。ハードケースは1本から複数本入れるケースがあります。

ソフトケースに入れている人が多い印象です。

値段は種類のよっては様々ですがだいたい5,000円以上します。ソフトケースであれば、結構簡単に自作することもできます。

 

https://item.rakuten.co.jp/shimamuragakki/os0011734/
【廃番】尺八ハードケース | 尺八・篠笛・能管の販売 
尺八の角型尺八ケースです。表面はエンボス加工、角型で重量感・高級感があります。

 

教則本

教則本は手元に一冊は置いてあると便利です。

ほとんどの教則本で音の鳴らし方から尺八のメンテナンス方法まで書かれています。独学でやる場合は欠かせないでしょう。

 

また、教則本では初歩的な曲から上級者向けのポピュラーソングが載っているので自主練習にも向いています。

 

一冊読み解けば大体の技法は吹けるようになります。

 

https://amzn.to/2KzVcBU

 

尺八は独学でできるようになる?お稽古は必要?

尺八は他の和楽器に比べると独学でやるのが難しい楽器です。

音を出す段階から、ロングトーン、綺麗に音を出す、曲を吹けるようになると様々な段階があり、習えるなら先生についてならっていく方がスムーズに段階を踏んでいくことができます。

 

現代では、しっかりしたお稽古の形態だけでなく、ワークショップや単体のレッスン形式まで様々な形で教えてもらうことができますので、自分のペースに合わせて練習できます。形態に関してはこちらの記事もご覧ください。

お箏を始めよう!!お箏を始めるのに必要なものって何?
和楽器の中でも触れる機会が比較的多い楽器『箏』。 実際始めるとなるとどんなもの...

 

尺八のお稽古やレッスンだと、月5,000円~10,000円のものが多いです。

 

まとめ:尺八は気軽に始めやすい和楽器!気になる方はぜひ体験から!!

尺八は気軽に始めやすい和楽器ですので、気になる方はまずはプロの先生が開催している体験教室などから通ってみてはいかがでしょうか?

尺八はシンプルな楽器の中に奥深い世界が広がっている楽器です!!ぜひ奥深い世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。

 

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