■ 和楽器もくもく会当日の様子
2週間前の告知から開催だったので皆様に来ていただけるか非常に不安でしたがなんと、総勢「30名」以上の方が遊びに来てくださいました!!
開催時間中、楽器の音やおしゃべりの声が絶えないとても楽しい会になりました。
教えたり、教わったり、楽器でコミュニケーション
今回の和楽器もくもく会、様々な和楽器やジャンルの方がご参加くださいました。
同じ和楽器と言っても、触ったことのない楽器やジャンルがあることも多いですが、多種多様な方がいらっしゃるので、色々教えてもらったり、教えたりと様々な出会いや発見がありました
私自身も今回の和楽器もくもく会で知らなかった事をたくさん教えていただいたり、レクチャーしつつ「もっと勉強して説明できるようにならないと…頑張ろう!!」と感じさせてもらえる場面がありました
参加者の方からも「和楽器がある空間で、他の方が楽しく和楽器についてレクチャーしたり、話したりしているのを見ているだけでも嬉しい、楽しい気持ちになりますね」とも言っていただきました
自由に使える楽器で色々楽しむ
今回は展示以外にも自由に遊んでいただけるよう、和楽器を色々と持参しました。和楽器以外にオタマトーンやヴィブラスラップ(ハンバーグ師匠が使うやつ)なども持っていき、雑多でしたがこれもまた和楽器もくもく会です。
会場ではこれから尺八を始めたいという方に尺八について説明したり、レクチャーしたり、他の楽器についてもレクチャーしたり音が出て「おぉ〜」となったり、と普段触れることのない楽器を皆んなで体験して盛り上がりました。
色々な人が来る、出会いがある、繋がりが生まれる
和楽器もくもく会は人との出会いや繋がりが生まれる場所でもあります。
練習がしたい、和楽器の話をしたい / 聞きたい、展示を見たい、と様々な理由で参加してくださった方とお話をし、色々な繋がりが生まれました。また、繋がりが生まれるのは主催者↔︎参加者間だけではなく、参加者同士でも色んなコミュニケーションがあり、出会いや繋がりもあります。
例えば、今回は作曲家であり、演奏者でもあるMasakiさんという方が、SNSで和楽器もくもく会を知り、遊びに来てくださいました。
Masakiさんは様々な音楽活動に加え、ライブやイベントができるスペース「川越ライブカフェ RISM」を運営冴えれているそうで、川越の雰囲気は和モノと親和性が高く「川越でもこういった和楽器もくもく会や和楽器のイベントがあったらいいですね〜」と話が盛り上がりました。
こういった所から生まれる企画もあり、こういうのも和楽器もくもく会ならではですね。
人付き合いが下手でこういう場所は緊張してしまうという方も、主催の方もフォローしてくれたり、周りも自然と話してくれたりという感じなので、「不安で中々行きづらいなぁ…」という人も心配せずに遊びに行ってきて欲しいです。
レアアイテム登場
色々な和楽器が集まると、そこには普段あまり見かけないレアアイテムが現れることもあります。
今回はなんと透明な琵琶の撥を見せていただきました。すごい綺麗そして圧倒的な存在感…写真だと分かりづらいのですが、琵琶の撥なのでかなり厚みがあり、ちょっと落としたりぶつけた位では割れなさそうな強度と重厚感がありました
ワンオク品かと思ったのですが、聞くところによると琵琶の中でも持っている人はいるらしいとの話です。知らないアイテムがまだまだたくさんあり、開催ごとに色々勉強させてもらっています。
知らなかったレアアイテムや、知ってはいたけど見たことのないアイテムをリアルで会う事ができる、というのも和楽器もくもく会の醍醐味です。
展示の様子も紹介
多くの方に来てい他だけたらと思い実施した展示ですが、結果から言うと大成功でした。展示を目当てに遊びに来ました、という方も大勢おり、実物を見る・触ることで分かったことがあったりと
NAHOK 三味線ケース/篠笛ケース
プロも使用する三味線ケースでSNSなどで見かけますが、実際にどういった素材感なのかはやはり触ってみないと分からないですよね。ケースの素材感や縫製を見て、非常によかったという意見がありました。
尺八「玄 1.8X」
清月閣様の新作尺八です。今回の和楽器もくもく会時点で販売されたばかりの商品だったということもあり、遠方より試奏しにくる方がいました。
箏柱「宙 -SORA」「樹 -MIKI-」、ファインセラミックス製「箏爪」、箏爪輪糊「Serafit」、箏柱ケース
山梨の方からこちらの商品が気になり見に来ました、という方がいました。また、実際に使ってみて音の違いを感じている方もいらっしゃいました。
東京和楽器製「糸巻き」「三味線」
普段見かけないクリアアクリルやカラーアクリルの糸巻き、さまざまな形状を見て、こんなに色々な種類があるのかと驚く方もいらっしゃいました。こういった機会に色々知ってもらえい、その方の可能性が広がるのは、企画の意図でもあり、本当に嬉しく思います。
撥道ウェアハウス 様(オリジナル三味線「影藤」「烏丸」、三味線用合皮「響」)
撥道さんの三味線はちょっと変わっていて、実物をみたかった、触ってみたかったという方もいらっしゃいました。また、撥道の合皮「響」について興味を持たれている方もいました。白だけじゃなく黒があるのがカッコいい、そんなお声も聞きました。
合皮については今は様々なものが出ているので、それらが一堂に会して、弾き比べできるなんて場所というのも今後できたらなと思っています。
NEO-KOTO輝
コンパクトで扱いやすい箏「NEO-KOTO輝」が気になっている方も多かったです。大きさなどはカタログスペックではなく実物を見ないと分からないよね、というところがありますので、こういった機会に実物を見て体験してもらえたら嬉しく思います。
■ まとめとこれから
今回の「和楽器もくもく会 秋葉原 和の音交流館」は盛況となりましたが、これはひとえに短い開催期間の中でご協力くださった方、ご来場くださった方のおかげだと思います。
たとえアイデアがあっても協力してくださる方がいなければ今回のカタチで開催するのは難しかったと思います。
この場をお借りしてあらためまして、ご協力くださった方々、ご参加くださった皆様へお礼を申し上げます。
また、交流会を交えた展示など、和楽器もくもく会や交流会の発展、拡大の可能性を感じることもできました。
今回ご都合で来られなかった方もいらっしゃる方と思います。来年にはなりますが、来年はこういった交流会や展示会などを定期的に開催していけたらと思っています。開催の際はSNSなどで告知しますので、ぜひ遊びに来てくださいますと嬉しく思います。
長めの報告記事になりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
コメント