和楽器のアーティスト紹介。今回は「和楽器ユニットJams」を紹介いたします。
2015年から2018年の3年間という活動期間で素敵な演奏を数多く披露した和楽器ユニットです。
和楽器ユニットJams
「和楽器ユニットJams」は東京学芸大学のメンバーが中心となり昨年結成された和楽器ユニットです(※2015年の結成当時)
親しみのある曲を和楽器アレンジでカバーし、和楽器の楽しさ・魅力を教えてくれる素敵な演奏が魅力的な和楽器ユニットです。
歴史・背景
「和楽器ユニットJams」は2015年に結成されました。
リーダーのきょうこさんの「和楽器のユニットを作りたい!!」という想いからJamsは始まりました。きょうこさんが駆け回り、賛同するメンバーが集まってユニットが結成、まるでマンガのようなストーリー性です。
Jamsというグループ名は“Japanese Attractive Music”(日本の魅力ある音楽の意)をモジったものです。
AUNJ CLASSIC ORCHESTRAに憧れ、和楽器を親しみやすいものにしたいということで、POPSなどの曲を多くカバーしたり、オリジナル曲も発表しています。また、AUNJ CLASSIC ORCHESTRAの桜祭りにてウェルカム演奏も果たしています。
メンバー
和楽器ユニットJamsのメンバーは皆さん本当に個性的です。邦楽村で以前インタビューを行いましたが、話が尽きることがありませんでした。
トークが上手だったり、積極性があったり、メンバー同士がお互いの良さを引き出して輝いています。
- きょうこ(箏)Jamsのリーダー 写真の一番左
- りさ(箏)写真の左から二番目
- もえぎ(箏・十七絃)写真の一番右
- とみー(尺八)
- しろ(篠笛)
- てっく(太鼓)
インタビューが気になる方はこちらをチェック!!
和楽器メディアが感じる「和楽器ユニットJamsの魅力、ココが熱い!!」
Jams魅力は何と言っても“心の奥に響くような素敵な演奏”です。どの曲も和楽器の持つ音の美しさと曲が見事に重なり合って、聴く人の心に響きます。
また、オリジナル曲も非常に魅力的です。ただ美しい・カッコ良いだけでなく、曲にテーマがしっかりとあり、そのテーマに沿って物語が展開されています。音が景色となって見えるような印象を受けます。
オリジナル曲「花灯り」は、ポツンとある桜の木に灯りがともり、徐々に人が集まり宴がはじまるというイメージの曲です。
Jamsの熱い所は、Jamsそのものが持つ“ストーリー性”です。
結成のストーリーもですが、積極的に活動し、憧れであるAUNJ CLASSIC ORCHESTRAと同じ舞台に立ったり、自分たちの終点を見据えてラストライブを行ったりと、マンガや映画を見ているかのような感じです。
そのストーリー性は演奏動画からも見ることができます。結成当初のライブとラストライブの雰囲気を見ると、オーラが違います。
Jamsの物語、いつか聞いて見たいですね。面白かったり、素敵だったりきっと話題の尽きないエピソードがたくさんあるのではと思います。
【まとめ】 和楽器ユニットJamsは「和楽器界にゆらめく桜の花びら、美しさと潔さが人々を魅了する素敵なユニット」
和楽器ユニットJamsは本当に素敵なユニットです。
桜のように、「咲いては人の心を魅了する。名残り惜しさの中で散り、形は無くなれど心に残る」そんなイメージです。
今でも演奏してくれたら…と思うほどです。しかし、結成からラストライブまでのその駆け抜けたスピード感や熱量だからこその輝きもあるのかもしれませんね。
いつかまた、和楽器ユニットJamsのメンバーが集まってライブをする日があるなら、是非行きたいです!!
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