その土地の音が人を動かすパワーとなる。和太鼓集団「志多ら」を紹介！！

全国で様々な太鼓集団が活動する今日。愛知県・奥三河を拠点とし、30年以上人々を感動させてきた和太鼓集団「志多ら」。本日は志多らさんの太鼓の魅力について、紹介します！！

「志多ら」とは

志多らは結成３１年、愛知県・奥三河を拠点として活動する和太鼓集団。

730年伝わる国の重要無形民俗文化財「花祭り」などの伝統芸能に触れて暮らし、「土地に根ざす音楽こそ本物である」という思いのもと奥三河の風土を作品の世界観に取り入れた創作活動を行っている。第一回東京国際和太鼓コンテスト組太鼓部門で最優秀賞を受賞(2002年)。アメリカ・ヨーロッパなどの海外での演奏活動も広く行い、2006年から2010年にかけて40ヵ所でUSツアーを行う

2012年には「奥三河ふるさと観光大使」を拝命し、2015年、愛知県芸術文化選奨　文化賞を受賞。現在、９作目の全国ツアーたすきを各地で巡演中。「人を結び、いのち奏でて、伝統を舞う」をテーマに和太鼓を通じて心の繋がりを大切にした活動を続けている。

「志多ら」の魅力

太鼓だけではない幅の広い表現・演出

志多らの公演では、太鼓はもちろんのこと、様々な楽器を使ってとても幅の広い表現や演出をされています。箏や篠笛を使用したメロディアスな楽曲から、太鼓と舞による伝統芸能を思わせるような舞踊であったりと、本当に様々な表現が魅力的です。

土地に根ざす音楽は必ずしも太鼓だけではない、ということを教えてくれます。パワフルな太鼓だけでなく、たくさんの側面が日本の、その土地の音楽にはあるということを感じますね！！

シンプルで奥深い構成

先ほど、幅の広い表現と演出と書きましたが、それとは逆に太鼓の曲ではシンプルな構成のものも多くあり、これもまた志多らの魅力です。太鼓となると、やはり大勢で打つと迫力や統一感を全面に押し出すことができ、野外などでも人々を圧倒・熱狂させるほどのパワーを出すことが可能です。それとは逆に、シンプル・少人数になるとやはり一人一人の動きや個性・音、といったものが際立ちます。

志多らの曲ではシンプルな太鼓構成の曲も多く、一人一人が際立つ場面がたくさんあり、太鼓を聴く、動きを識ることができる魅力があります。

楽しくなる明るい曲が多い

志多らの曲では、自然と見ている方も踊りたくなるような曲がたくさんあって、これは本当に魅力的だな感じます。人を鼓舞したり、その土地のお祭りなどに根付いて、現代的な和太鼓になる前から様々なところで色々な形が生まれた太鼓という文化。その根底には人の心を動かすものがあったと思います。志多らの曲には、人の心に届き、人を動かすそんなパワーがあるのではないかと思います。

まとめ：「志多ら」に感じた音楽の楽しさ

30年以上続く和太鼓集団「志多ら」、そこで積み重ねられた歴史・技術・演奏には、太鼓の楽しさや奥深さだけでなく、音楽の根底にあるものを感じることができる素晴らしさがありました！！

長年愛されるのには理由があり、しっかりと聴き手や自分達に向き合うからこそ、このように素敵な演奏ができるのではないかと、志多らの演奏やお客さんの反応を見て、思います。これからも50年100年と志多らさんが続いていき、多くの人を楽しませてくれると思うととてもワクワクしますね！！

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全国ツアー「たすき」開催中！！

志多らさんは現在全国ツアーを開催中です。全国ツアー9作目となる「たすき」は、祭りがつなぐひとの繋がりがテーマ。大地と人から生み出された渾身の響きは、音楽を超えあなたの心を、突き動かします。全国ツアー「いのちの力」では、各地の地元和太鼓チームとの共演を通して、地域に根付いている和太鼓文化を「いのちの力」あふれる太鼓の響きで届けることがテーマとなっている魅力溢れる公演です！！

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