【盆踊り曲紹介シリーズ】東京の盆踊りの名曲『東京音頭』を紹介!東京音頭のルーツも説明!!

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曲紹介
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今回は東京の盆踊りといえば外せない名曲『東京音頭』を紹介します。東京音頭を踊ったり、和太鼓を打つけど、改めて言われると知らないことだらけでした。

東京音頭の成り立ち

『東京音頭』は元々“丸の内音頭”という曲が原曲になっています。丸の内音頭は今も続く、日比谷公園での盆踊り大会で踊られていたそうです。

日比谷公園での盆踊り大会は日比谷百貨店の広告として始まり、そこで浴衣を買わないと参加できなかったとか。この丸の内音頭の中で日比谷周辺の地名が使われていた為、そこに東京の他の地名を盛り込み、東京の曲となったそうです。

音頭系は原曲からの派生が多いですが、広告の盆踊りで使われていた曲をリメイクして売り出すというのは、目の付け所がすごいです。

1933年にはレコード化され、1971年時にはおよそ2000万枚以上売り出したであろうという爆発的ヒットとなったそうです(枚数には諸説あります)

 

東京音頭の特徴

『東京音頭』は“鹿児島おはら節”の前弾きを引用してるのが特徴です。

実際聞いてみると、「おぉ〜〜〜、確かに一緒だ!!」となります。当時の流行だったのでしょうか?他にも探したら同じ前弾きの曲とかありそうです。

 

東京音頭のココが好き!!

東京音頭の歌詞からは、東京の風景や粋な様子がわかるのが好きなポイントです。

ハァ 花は上野よ チョイト
柳は銀座 ヨイヨイ
月は隅田の 月は隅田の屋形船

この歌詞からは、それぞれの特徴がよく出ています。

月は墨田というのが非常にです。確かに屋形船から月を眺めたらキレイでしょうね〜

でも、なぜ柳は銀座なのでんでしょうか?花は上野、なんとなく上野は桜とかもありますし、池とかもあるのでそんな感じはしますが…

なぜか調べてみたところ、“柳は銀座を象徴する樹木”でした!!

明治に入り、銀座に桜や松などを最初は植えたそうですが、水位が高く枯れてしまった為、柳を植えたそうです。それが定着し、“銀座=柳”となったそうです。関東大震災で焼失するも再度植えたり、一時期はイチョウを植えていたそうですが、やはり柳に戻ってきてということらしいです。

象徴するだけあって、銀座では柳祭りというお祭りが5月頃に開催されているのですね。知らなかった…

第十三回 銀座柳まつり  | GINZA OFFICIAL – 銀座公式ウェブサイト
  *銀座柳まつりは2019年開催をもって休止しています。 「銀座柳まつり」は、西銀座通りが東京都のシンボルロードに指定され、柳が植樹され整備されたことを記念して、2006年より5月5日(こどもの日)

 

 東京音頭は応援歌としても使われている

東京音頭は、東京ヤクルトスワローズやFC東京の応援歌にもなってます。まさに東京を代表する音頭ですね。

 

まとめ:東京音頭は粋で東京らしい名曲です!!

今まで知ってるようで知らなかった東京音頭、面白い背景を色々と持っていました。人が行き交う東京らしい、色々な要素が融合した曲で、江戸らしい粋な曲ですね。

ビバ・東京音頭!!

 

参考・引用