すたひろ先生原作の漫画「和太鼓†ガールズ」の実写映画化が決定した。タイトルは『叩き壊すほどに君へ-WADAIKO†GIRLS-』、公開は2020年秋を予定している。
監督は『奥秋泰男』氏、主演は紺野彩夏と久保田紗友のW主演となっており、二人の女優と和太鼓がどのように組み合わさり音の表現がされるのか、期待の映画だ。
これまで、三味線を使用した映画「オーバードライヴ」「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」や特撮ジャンルで和太鼓をメインにおいた「仮面ライダー響鬼」の劇場版などはあったが、一般ジャンルとして和太鼓を使用した映画は世界初だろう。
和太鼓のアクションと原作で描かれている人間模様がどのように描かれ展開されていくかがとても楽しみだ。
『和太鼓†ガールズ』とは
「和太鼓†ガールズ」は月刊アクションにて2013年9月号から2014年9月号に連載された和太鼓を題材にした漫画で、全二巻が発売されている。
和太鼓 × ミッション系女子高生 というこれまでにない組み合わせが生み出すインパクトが印象的な作品だ。登場人物の人間模様などを様々な角度で描きつつ、和太鼓の持つ躍動感や迫力を楽しく表現されており、自然と引き込まれる魅力がある作品。
映画『叩き壊すほどに君へ-WADAIKO†GIRLS-』
今回の映画では、原作である「和太鼓†ガールズ」をベースにオリジナルの要素が盛り込まれたストーリーが展開される。
主人公「松沢環」を演じるのは『紺野彩夏』。モデルとして活躍する一方、2018年9月~2019年8月放送の「仮面ライダージオウ」では主人公達を翻弄する敵役「オーラ」を演じた。優等生であり、それをどこか演じてしまっている環が、太鼓を通して変化していく様子などをどのように表現するのか、注目だ。
もう一人の主人公「新島マリア」を演じるのは『久保田紗友』。「この世界の片隅に」では主人公のすずの妹役を演じ、2017年に放送された日本テレビ系水曜ドラマ「過保護のカホコ」にも出演するなど、話題作で様々な役を演じている今人気の女優だ。言葉も記憶も失い、自分を表す術として太鼓の音を奏でるマリアがどのように演じられるか、とても楽しみである。
そして監督の奥秋泰男氏は、日本の伝統芸能「獅子神楽」を題材としたヒューマンドラマ「かぐらめ」の監督を務めており、今回の和太鼓という題材に非常にふさわしい人物で、美しくも迫力あるシーンに期待が高まる監督だ。
公開は2020年秋を予定!!
映画『叩き壊すほどに君へ-WADAIKO†GIRLS-』の公開は2020年秋頃となっている。
原作の「和太鼓†ガールズ」を読み、和太鼓の演奏を聴き、和太鼓を知った上で映画を見ると一層楽しめるのではないかと思う。公開までに是非太鼓を知り、楽しんでみてはいかがでしょうか!!
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