初心者でも吹きやすく、楽しい尺八二重奏曲「鈴鹿」

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曲紹介
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今日は、初心者でも吹きやすく楽しい尺八二重奏曲「鈴鹿」を紹介いたします。

吹きやすいのに美しいメロディと掛け合いが魅力的な一曲です。

 

✏️ 作曲者 ✏️

作曲者は初代兼安洞童氏です。

ご存知の方も多い、ほとんどかと思います。
かの日本竹道学館の初代館長を務め、今日の尺八界の基礎を作り上げて来た偉人のお一人です。

 

📖 構成 📖

  • パート:2パート
  • 演奏時間:8 ~ 10分

 

♫ 曲調 ♫

基本的にはゆったりと聴かせる曲調です。
尺八2パートの美しい音の重なりが印象に残ります。

途中テンポが早くなり駆け抜けるような部分は登場したりと、雰囲気が変わる所もあります。
その緩急が聴いている人だけでなく、演奏している人も鈴鹿の世界へ引き込んでくれます。

8分という長さですが、長さを感じさせない曲調です。

 

難易度

難易度はそんなに高くなく、易しめです。

基本音階であるロツレチリ(琴古流)でほとんど構成されている為、運指を覚えたての初心者でも比較的吹くことができます。

基本音階ながら、ロングトーンやソロの見せ場や掛け合いなどもしっかりと入っており、吹きごたえ・聴き応えもしっかりあります。

尺八のイロハを覚えながら、合奏や演奏を学ぶのにピッタリの難易度という感じです。

 

鈴鹿…尺八って楽しい、そう思える一曲

始めたばかりだと、中々吹ける曲がなかったりして演奏や合奏の楽しさってどこにあるんだろうと悩むこともあったりします。

ですが、鈴鹿は初心者でも吹くことができ、演奏や合奏の楽しさを実感することができる一曲です。私自身も大学時代に入った尺八サークルの初めてのおさらい会の曲は鈴鹿でした。緊張しながらも先輩や同期と吹いたこの曲は楽しかったという記憶があります。

鈴鹿、優しいけど楽しさがたくさん詰まっていて、作曲者の想いを感じる一曲です。

是非、合奏にいかがでしょうか〜

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