楽器を始めたばかりの時は、先生に教わっていない時間の練習がとても大切です。
しっかりとした知識と意識を持って練習をすることで、先生に教わったことが何倍にも活きてきます。
その練習の際に大切なのはやはり「教則本」。最初に手にとった教則本で基礎や知識が左右されるということも少なくはありません。
そんな教則本ですが、今回は『尺八のおすすめ教則本』をご紹介いたします。
オススメはこちら『鳴るほど・ザ・尺八 尺八入門』です。
この本は「菅原久仁義」さん著の尺八教則本です。琴古・都山両方のバージョンがあります。
なるほど・ザ・尺八のおすすめポイント
しっかりとした基礎知識と分かりやすい図解解説
楽器をやるからにはまずはしっかりとした知識から身に付けたいですよね。この教則本には最初に覚えるべき基礎知識がしっかりと詰まっています。
尺八の基本構造からメンテナンス方法、姿勢や持ち方音の出し方など、当たり前のようですが独学だとどう学んだら良いか分からない部分までしっかりと書いてあるので、とてもオススメです。
また、図解解説も多い為、目で見て理解しやすいのもおすすめポイントです。尺八を吹く時の口内や喉・鼻がどういう具合になるかなどの図はとても面白いです。
載っている練習曲数が豊富
『鳴るほど・ザ・尺八』は簡単な曲から難しい曲まで、本当に豊富な曲数を収録しています。曲も童謡・唱歌、民謡からよく知られた曲まで様々です。教則本としてでなく、曲集として手元に一冊あっても良い本です。
レベルに合わせて新しい運指や技法が解説され、その技法を使う曲を吹く。
この本一冊吹けるようになればかなりのレベルになります。
また、この本があれば高齢者福祉施設などに演奏にいった際も皆さんの知っている曲を吹くことができます。
様々な場面で本当に重宝します。
プラスワンの知識が豊富
この本にはプラスワンの知識も豊富に収録されています。
尺八の歴史からジャンル、西洋音楽の簡単な知識など、尺八が楽器初めてという場合でも、音楽もしっかり学べるような知識が豊富に詰まっています。
尺八始めるなら「鳴るほど・ザ・尺八」
最初のうちは上手く吹けないなりにも、曲ができるようになるのは楽しいものです!!なので曲数がたくさん入っているのがとてもオススメポイントです。曲を吹いて、成長を実感できます。
様々な教則本があるので、合う合わないは人それぞれですが、どれを買ったら良いか悩んでいる方は『鳴るほど・ザ・尺八』をお手に取って見てはいかがでしょうか。
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