2020年より、世界を不安に渦へ巻き込み、
外出禁止令や、非常事態宣言などで遠く離れた家族や
友人にも会えない「COVID-19」の渦中で、
当たり前だった「人との繋がり」の大切さと
思うようにいかない困難な環境に、今までの有り難みを
改めて感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな混沌とした時代に諦めず挑戦し続ける人たちへ、
ヴァイオリンと和楽器が織りなす、和洋折衷のカルテット
『竜馬四重奏』(りょうましじゅうそう)が、
2021年2月3日発売の3rdアルバム
『connecting』(コネクティング)に想いを込めリリース!
今、アマチュア、プロ問わず、
デジタルでは表現がしにくい和楽器の繊細な音色と、
豊富なリズムやメロディーを奏でる事が出来る
洋楽器をミックスしたスタイルのグループは、
各メディアや行政でも、最近は更に注目が集まっていて、
要注目のアーティストです。そんな、
今の時代のメッセージを反映した、竜馬四重奏の3rdアルバム
『connecting』の楽曲説明も交えてお伝えしたいと思います。
竜馬四重奏を辿る・・
結成は2008年の10月に竜馬四重奏を結成し、
翌月、11月には渋谷でワンマンライヴを開催。
2009年、「東京マラソン2009」出演。
サンシャインシティの七夕コンサートや、
ワンマンライヴなど精力的に活動を推し進める。
その後は、勢いを増し、国内ワンマンライヴを続けながら、
『日本スペイン交流400周年』スペイン3都市ツアーや
タイで行われる『Japan Expo in Thailand』出演など世界を舞台に活躍。
また、千葉の「幕張海浜公園」で日本初開催され、
各方面でも話題になったイベント「RedBull」主催の
海外で人気がある飛行機のレース「RedBull AIR RACE2015」にも出演。
「RedBull AIR RACE2015」とは?
選手でもある「ピーター・ベゼネイ」が提案し、エナジードリンク「レッドブル」の企画で
2003年にスタートしたプロペラ飛行機のレース。日本では、2009年に「室屋義秀」氏が
エントリーした。2015年から2019年まで千葉県千葉市美浜区の幕張海浜公園で
開催されていたが、2019年以降、レースは開催されていない。
参考:Wikipedia
『日本スペイン交流400周年』映像
その他にも「東日本大震災のチャリティコンサート」など積極的に活動。
コロナパンデミックの後も、オンライン配信の環境を積極的に採用しながら、
洋楽ファン、邦楽ファン問わず支持され、
コロナ禍に負ける事なく、各メディアで活動を続けています。
竜馬四重奏のメンバーはスゴ腕ぞろい
竜馬四重奏は、西洋楽器ヴァイオリン、
津軽三味線、篠笛、鼓からなる和洋折衷のカルテットです。
またメンバーが「スゴ腕」揃いなのも竜馬四重奏の凄いところです。
竜馬《ヴァイオリン・作曲》
千葉県市川市出身。音楽大学在学中よりプロ活動を始め、
これまでに300本以上の映画・ドラマ・CMなどの
レコーディングやライブに参加。国内外を問わず精力的に
演奏旅行をつづける気鋭のヴァイオリン奏者であリアーテイスト。
また、ソロとしてもオリジナル作品を発表するほか、
エンターテインメントを通して子供たちの心の育成を目的にする
『EGAO PLANET』の立ち上げ、また地域活性活動、
慈善事業にも積極的に参加。独自のやり方で社会貢献の一役を担う。
最近は舞台の音楽監督や楽曲提供、イベントの
プロデュースも手がけるなどマルチな才能を発揮している。
竜馬さんは、国内では1000以上の公演を行い、竜馬さんの
ヴァイオリンの音色は切なさの中にとても美しい音色を奏で、
一度聴くと竜馬さんの虜になる方も多いハズ。YouTubeでは
竜馬さんの様々なカバー動画が投稿されていますのでご覧になってみてください。
雅勝《津軽三味線・作曲 》
千葉県浦安市出身。祖父の影響により津軽三味線を始める。
10代の頃より作曲を始める。
数々の津軽三味線コンクールにて賞を受賞し頭角を現す。
NHKの邦楽番組への出演、TV・CM音楽の演奏、
演劇や舞台への楽曲提供多数。2011年日本一決定戦審査員特別賞受賞。
アメリカ/スペイン/オランダ/中国/台湾/マレーシア/ロシア/モンゴル/
マラウィ/ケニア/タイなど、海外公演多数。
ロシアのモスクワ音楽院にて津軽三味線奏者としては
初の三味線一丁のソロコンサート「津軽の鼓動」を成功させる。
古典的な民謡の伴奏者としての三味線を演奏する一方、ロック、ジャズ、
クラシック、ラテン音楽、ポップスまで様々なジャンルを弾きこなすなど、
幅広い音楽性はセッションプレイヤーとして各業界から高い評価を得ている。
YouTubeでもご覧になった事があるかもしれませんが、
古典民謡から洋楽、ロック、ポップス、人気アニメソングまで、
国境を越え、ジャンルフリーでまさに今の日本を伝える、
津軽三味線プレイヤーが雅勝さんです。
翠《篠笛・作曲 》
東京都港区出身。笛演奏家の血筋を引く。
2004年に『藤舎推峰』を襲名。
古典の世界で研鑽を重ね、放送や舞台に数多く出演。
市川團十郎丈のモナコ公演の他、
アメリカ、イタリア、オランダなどの海外公演にも参加。
古典演奏活動の他、谷村新司、石井竜也、川井郁子、
石川さゆりのステージ、レコーディングサポートや、
ジャズセッション、映画、CM音楽への参加等幅広く活動を展開。
東日本大震災以降、全14回のチャリティコンサートの企画も行った。
東京芸術大学大学院を修了。
在学中にアカンサス音楽賞などを受賞。
平成29年紀尾井小ホールにてリサイタルを開催する他、
国立劇場主催公演など古典の舞台の出演を重ねる。
NHK「にっぽんの芸能」〈多彩なる笛の世界〉をはじめ
NHK邦楽番組にも出演多数。
NHK大河ドラマ「青天を衝け」劇中曲監修と演奏指導。
新国立劇場ダンス公演「近松DANCE弐題」
公演への楽曲提供など、作曲活動も行う。令和2-3年度文化庁文化交流使。
翠さんは、笛方家系の出身で2004年には『藤舎推峰』を襲名し、
日本の伝統も大切にしながら、新しい笛の可能性を実践しています。
演奏を観たら今までに無い衝撃を受けるかもしれません。
仁《鼓・鳴り物・作調》
東京都北区出身。四代続く囃子の血統を受け継ぐ邦楽囃子方。
竜馬四重奏のリーダー。幼少の頃より歌舞伎囃子を
藤舎流六世家元である藤舎呂船に師事し、フランス、イタリア、
スペイン、中国、香港、メキシコなど海外公演に多数参加。
「藤舎呂凰」として歌舞伎や日本舞踊の古典演奏を基盤に活動しつつ、
数多くの異業種のアーティストとのコラボレーションを積極的に行う。
古典の型のみにとらわれず、魅せるパフォーマンスを目指した
活動を展開し、演劇や“BlueManGroup”と の共演、その集大成として
2010年には国立劇場に於いて「藤舎呂凰リサイタル」を主催。
若手囃子方による「若獅子会」同人として、
2016年「第五回中島勝祐創作賞」を受賞。その他にも声優、
ナレーターとしても活動し、表現の振り幅を拡げている。
「竜馬四重奏」のリーダーで主に、
打楽器と鳴り物を担当している仁さんも邦楽界の家系出身で、
歌舞伎囃子を「藤舎呂船」に師事した本格派。
繊細な加減で色んな打楽器の顔を見せる姿は圧巻です。
「鼓」って見た目より簡単じゃないんですよね・・。
メンバー全員が、グループ内だけの活動ではなく、
それぞれの業界のプロ中のプロなので、楽曲とアレンジの
クオリティレベルが高いのも『竜馬四重奏』の特徴です。
※プロフィール画像は、公式ホームページより
今、聴いておきたい!竜馬四重奏の音楽と世界観
いかがでしょうか。百聞は一見にしかず・・・。
今まで、和楽器や音色には興味はあっても、
「古典や、民謡は・・・」と感じていた人もきっと多いと思います。
もし、あなたが、少しでも洋楽器や和楽器にも興味があれば、
ぜひ『竜馬四重奏の音楽』を聴いてみてはどうでしょうか。
メジャーデビュー以降、『竜馬四重奏』としてはシングルと
アルバム含め、トータルで4枚をリリースされていますが、
どれも、アルバムごとに世界観があり引き込まれます。
その中でも、最新リリースのアルバム『connecting』は
コロナウィルスの影響でソーシャルディスタンスが当たり前になり、
人と人の距離が遠くなってしまったそんな、今の時代に
「人と人が繋がる事の大切さ」をメッセージとして感じ取れるアルバムです。
connecting 【収録楽曲】
- Connecting
- Stand Up/作曲:竜馬
- HANABI/作曲:雅勝
(墨田区観光協会PR動画「すみだ千客万来」テーマソング) - 雨 /作曲:翠
- Sekai-Japan-connecting ver.- /作曲:竜馬
(テレビ朝日系ニュース番組「スーパーJチャンネル」テーマ曲) - あんたがたどこさ
(熊本市PR動画イメージソング) - VIVA! NIPPON /作曲:雅勝
- ハナミズキ
- 情熱大陸
- 星・月・夜 /作曲:翠
3曲目の『HANABI』は、墨田区観光協会のPR動画
「すみだ千客万来」のテーマソングにもなり、
津軽三味線の雅勝さんの作曲。
夏のお祭りに行きたくなるようなリズムの中に、
繊細な「聴かせる」メロディーとともに気分を楽しくさせてくれます。
リモートワークが多くなったと思いますが、イヤホンで聴きながら
仕事をすれば、澄んだヴァイオリンの音色と歯切れの良い
和楽器の旋律で息詰まった仕事も捗りそう・・そんなイメージです!
『HANABI』映像
4曲目に収録される、篠笛の翠さん作曲の『雨』は「日本」をテーマに、
つい口ずさみたくなるようなフレーズも・・。
また、5曲目に収録される『Sekai-Japan』は、
2020年までニュース番組のテーマ曲にも採用されており、
ヴァイオリンの竜馬さんの作曲。
アルバムはさらに「一青窈」さんのカヴァー『ハナミズキ』や
意外ところでは、熊本の童謡『あんたがたどこさ』は
一瞬「え?」となりますが、聴くと驚きます!もとは童謡ですが、
全然、新鮮で新たな可能性も感じさせるアレンジです。
『あんたがたどこさ』映像
とてもカッコいいので聴いてみてください!
そして、ヴァイオリンと言えば、
葉加瀬太郎さんの『情熱大陸』もカヴァー。
初めて『竜馬四重奏』の演奏を聴く人でも馴染みある曲もあるので
「す〜っ」と、心地の良い音の世界へ誘ってくれます!
《まとめ》
まだまだ、緊急事態宣言も続きますが、
この機会に日本の新しい文化になりつつある、
和洋折衷の音楽のスタイルを提唱する、
『竜馬四重奏』に触れてみてはどうでしょうか。
もちろん、聴くだけではなく、
和楽器の世界に触れてみるのもお勧めです。
和楽器の世界は年配の方が多いというイメージかもしれませんが、
最近は学校の授業でも和楽器が必須科目になり、
アニメソングなどを積極的にアレンジする奏者も増えて、
今、注目の音楽ジャンルです。
既に「アニメ」や「漫画」は世界も認める、
立派な日本の文化ですから、洋楽器と和楽器で演奏する事も、
昔の民謡と同じように今の時代では当然の流れなのかもしれません。
最後に『シェイクスピア』は、作品ごとに
新しい言葉(それまで存在しなかった英語)を生み出してきたそうです。
音楽が何のために存在するかさえご存知ないらしい。
勉強や日々の仕事が終わった後、
疲れた人の心を慰め元気づけるために音楽はあるのではないか?
シェイクスピア
今回のアルバムの挿入歌ではありませんが、
『竜馬四重奏』もご多分に漏れず作品ごとにに、
新しい音と共にみんなを励まし時代の最先端を走っています。
『ムーンライト伝説』映像
『竜馬四重奏』の過去記事はこちら。
プロフィール引用:竜馬四重奏 公式サイト
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