今回は福田蘭童作曲の『笛吹童子のテーマ』を紹介します。知っている人は知ってい懐かしの曲ですが、こちらは福田蘭童作曲の曲なんです。
笛吹童子のテーマの作曲者
『笛吹童子のテーマ』の作者は、ねずみ車・月草の夢などの作曲者、『福田蘭童』です。
福田蘭童氏は数多くの曲を作曲されており、中でも今回紹介する『笛吹童子のテーマ』は1950年代のラジオ番組「新諸国物語」で使用されたおり、かなり有名どころではないでしょうか。
笛吹童子、新諸国物語とは
笛吹童子のテーマは、1952年からNHKのラジオドラマとして放送されていた『新諸国物語』の2作目『笛吹童子』で使用されたテーマ曲です。
笛吹童子は以下のようなストーリーです。
時は室町時代、応仁の乱のころである。丹波国の満月城の城主、丹羽修理亮は野武士に攻められ、城は落ちた。彼には20歳そこそこの2人の息子がいる。兄は萩丸、弟は菊丸。武芸に秀でた萩丸は敢然と立ち向かうが、弟の菊丸はちがった。「武士なれば戦もしなければならぬ。戦いはいやだ。わたしは武士をすてて面作りになる」と言い残して都に暮らし始める。菊丸は笛の名手である。笛の音で濁りや汚れに満ちた人の心を洗うのであった。笛は師から伝わる名笛、春鶯囀(しゅんおうてん)。人々は彼を笛吹童子と呼んだ。
wikipedia 笛吹童子 より
笛吹童子のテーマの曲調
物語のテーマということもあり、旅路を踏みしめ歩んでいくようなテンポ感を刻む曲調です。
歩くスピードは一定でなく、時に緩んだり、小刻みだったりと、小さくも様々に変化します。短い曲ながらも様々な曲調が登場します。
笛吹童子のテーマの難易度
尺八一本で吹け、曲も短めなのでかなり簡単な難易度です。
ゆったりしていたり、刻んだりと、色や表現をどうつけるかという所に表現を考えさせられます。
サクッと覚えられて、自分の武器を増やしたいという尺八ビギナーにはもってこいの曲です。
色々な笛吹童子がある!!
この笛吹童子は普通は歌や篠笛で吹かれています。それに加えオカリナ、ピアノなど様々なバージョンがあります。
中でも気になったのは、初音ミクバージョン!!
昔からありかなり再生されている動画です。
まとめ:笛吹童子のテーマ、懐かしさを感じさせてくれる一曲
笛吹童子のテーマは知名度も高く、どこに行ってもかなり受けます。
懐かしさを感じさせるメロディは知らない人でも、何故か口ずさみたくなるような曲ですね〜
色々な楽器とのコラボで演奏するのも楽しいかもしれません。
笛吹童子のテーマで、楽しい尺八ライフ!!
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