天穂のサクナヒメは和楽器好きも大満足、和のサウンドも盛り沢山！！

2020年11月12日に発売され、そのクオリティの高さが評判となりニュースなどにもピックアップされたゲームソフト「天穂のサクナヒメ」。

実際にプレイしたのですが、ゲームとしてのクオリティもさることながら、作中で登場する曲が和楽器好きにはたまらない和風サウンドのものばかりだったので、今回は「天穂のサクナヒメ」についての紹介をしたいと思います！！

天穂のサクナヒメとは？

天穂のサクナヒメ（てんすいのさくなひめ）は、主人公である、豊穣の神「サクナヒメ」をお米を作って強くしていく和風アクションRPGです。

「ヒノエ島」を舞台に、お米を育てつつ島を支配する鬼と闘い、島の開拓をしていきます。敵を倒してレベルアップ、という一般的なRPGとは異なり、島での採集や敵を倒して手に入る素材を肥料などとしつつ、本格的にお米を育てる、育てたお米の出来によってサクナヒメが強くなっていく、というこれまでにないRPGとなっています。

和の雰囲気に合った、和のサウンドがたくさん登場

天穂のサクナヒメでは、日本神話や昔話といった雰囲気に合わせ、たくさんの和風なサウンドが登場します。

家や田んぼの平穏な場所、温泉のような場所からダンジョンまで、和楽器好きなら気になるサウンドが本当に盛り沢山です。

例えば温泉のような場所であれば箏のサウンドを使用し、ゆったりとした曲、ダンジョンではアップテンポな雰囲気を笛や太鼓、三味線と思われるサウンドで盛り立ててくれます。

BGMでありつつも、耳を傾けたくなるサウンドは素晴らしいですね。

主題歌「ヤナト田植唄・巫 ―かみなぎ―」が最高！！

天穂のサクナヒメ、なんといっても主題歌の「ヤナト田植唄・巫 ―かみなぎ―」が最高です。

作品のメインテーマでもあり、その名前の通り、本編では田植えの際に登場したりします。どこか懐かしさを感じさせる曲調でありつつも、自然の壮大さを感じさせくれます。

その曲の中には、太鼓、笛、鳴り物などが登場します。民謡などとは少し異なる感じではありますが、和楽器好きにはささる所がたくさんある曲なのではと思います。

上の動画は若干ネタバレなので、気になる方は再生をお控えいただきたいのですが、作中の登場人物たちがヤナト田植唄を歌うシーンになっています。登場人物達の絆を感じさせてくれる暖かいワンシーンです。

ヤナト田植唄は昨年の12月より音楽配信サイトでも購入できるようなので、気に入った方は是非購入してお手元でお楽しみください！！（moraではハイレゾ版も購入できます）

和楽器メディアでも購入し、リピートして聴きまくっています笑

天穂のサクナヒメはサウンドという点でも大満足の作品でした！！

天穂のサクナヒメ、ゲームとしての楽しさはもちろんなのですが、和風のサウンドという点でも和楽器好きも満足できる作品でした。

気になった方は実際にプレイしてみるもよし、楽曲を聞いて楽しむもよし、演奏してみるもよし、様々な方法で天穂のサクナヒメを楽しんでいただければと思います！！